田の原川が流れ露天風呂で人気の黒川温泉は、全国人気温泉ランキングに必ず登場する人気温泉地。豊富な湯量と良質な湯が自慢の黒川温泉は、阿蘇山の北に位置する熊本県南小国町にあり、阿蘇の自然に囲まれ「癒し」と「くつろぎ」を求め全国から温泉好きがやって来る。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
露天風呂で有名な「黒川温泉(くろかわおんせん)」は、人気があるので全国の温泉のランキングに必ずでてくる温泉地である。熊本県阿蘇郡南小国町にある「黒川温泉」というのは、「地域ブランド」として黒川温泉観光旅館協同組合が登録している。山深い筑後川の源流にある黒川温泉は、自然美の中に統一された町並みが、素朴な景観と共に憧れの温泉地としてランキングで名を挙げる人も多い。1987年2月に個々の旅館の広告看板を撤去した黒川温泉街は、懐かしい看板が目に入ってくる中に、食事処やお土産店が軒を連ね、入湯手形を胸に掛けてカランコロンと浴衣姿でそぞろ歩く人々の姿がある。そして幾重にも分かれる小径を行くと、立ち昇る湯けむりが見える。黒川温泉の泉質は硫黄泉、塩化物泉、硫酸塩泉で、温泉街の20メートルとも言われる比較的浅い地層から80度〜98度の源泉が湧いている。熊本県阿蘇郡南小国町にある黒川温泉の効能は、神経痛や筋肉痛、関節痛やリウマチ、高血圧や慢性消化器病、腰痛や婦人病などになる。人気の温泉だけでなく黒川名物グルメは「蕎麦」。南小国町から阿蘇町にかけての国道212号の東側を並行するように走る町道を「そば街道」と呼んでいる。黒川温泉に行ったら、ぜひお蕎麦も味わいたいものだ。
■黒川温泉までの交通アクセス:
<電車>
東京〜新幹線約4時間52分〜博多〜JR鹿児島本線/特急約1時間25分〜熊本駅〜JR豊後本線〜阿蘇駅
黒川温泉までバス利用
・阿蘇駅〜九州産交バス/杖立温泉行き〜小国ゆうステーション乗換〜バス約30分〜黒川温泉
・阿蘇駅〜九州横断観光バス/別府ゆき〜黒川温泉
西鉄の高速バス
・博多駅交通センターから黒川温泉まで
<飛行機>
熊本空港か福岡空港になる
黒川温泉までレンタカーかバスでの移動。
・熊本空港〜九州横断バス/約1時間45分〜黒川温泉
スポンサード リンク
黒川温泉は人気温泉地だが、「露天風呂」がことに有名だ。黒川温泉はかつて山あいのひなびた湯治場であった。それが南小国温泉の一部として黒川温泉は国民保養温泉地に指定されることになった。また、やまなみハイウェイが開通し、交通アクセスが良くなり一時は盛り上がりを見せた。しかし、黒川温泉は、客への魅力が薄れ、リピーターもなく再び客足が遠のくことになった。 それが、黒川温泉の老舗旅館「新明館」の後藤哲也氏は、当時まだ旅館経営の実権が無かったが、人々の「癒し」と「くつろぎ」を求めたいというニーズと、自然の中で開放されたいという欲求があることを見抜いた。それに答えるには、露天風呂が最も適していると確信を持ち、露天風呂を作ろうと一人決意して、旅館敷地内の山肌に向かい洞窟風呂を作り始めた。同時に作り込んだ日本庭園でなく、樹を植え野の山を再現しようとした。 こうして「新明館」には、いまでも黒川温泉における露天風呂ブームの原点となった混浴露天風呂「岩戸風呂」や混浴洞窟風呂「穴風呂」、女性専用露天風呂「風の湯」などがある。黒川温泉「新明館」の露天風呂がやがて評判を呼び盛況する。変わり者と見られていた後藤氏を、周り旅館主は特別の事例と捉えていた。しかし、盛況を見ていた黒川温泉「いこい旅館」の婿養子は、後藤氏にアドバイスを受けた。そして、「いこい旅館」も女性専用露天風呂を開設し「美人の湯」として女性に評判になった。以後、各旅館も見習い露天風呂の開設することになる。
露天風呂の黒川温泉が温泉ランキングにでてくる人気温泉地になったのは、「湯めぐり手形」というヒットがある。一カ所の旅館でも楽しめる露天風呂だが、ほぼ全ての旅館に露天風呂があるから、よその風呂を楽しみたいと思ったら、杉の木を利用した湯めぐり「入湯手形」を購入すれば良い。入湯手形で旅行者は黒川温泉の旅館にある露天風呂のうち3カ所まで選んで入浴することができるようになっている。このアイデアは、黒川温泉観光旅館協同組合で野沢温泉を視察し、外湯めぐりにヒントにしている。ただ、どうしても一軒だけ露天風呂が作れない旅館のために、黒川温泉は「共生」を理念とした露天風呂の「湯めぐり」が誕生することになっている。1986年黒川温泉「入湯手形」をスタート。見通しがあって始めたわけではないので、当初は「手形」がさばけず、旅館組合は、各旅館に割り当てて引き取ってもらうことすら考えたようだ。 しかし全国的な秘湯ブームもあり次第に軌道に乗ってきた。黒川温泉の「入湯手形」は、一人1枚ずつ必要で手形1枚1200円。利用回数は3回で、利用時間は午前8時30分から午後9時まで。購入した時に日付けをスタンプを押して、6ヶ月間の有効期限となっている。
田の原川が流れ露天風呂で人気の黒川温泉の旅館は20数軒ある。黒川温泉は、渓谷に湧く温泉なので収容人数が最大60名ほどの、こぢんまりとした和風旅館群が建ち並んでいる。黒川温泉の人気宿として、まず「湯峡の響き 優彩」がある。2000年8月にリニューアルオープンしたリゾート仕様旅館である。優彩は、喧騒を離れ、黒川温泉の醍醐味を存分に味わうことのできる癒しの宿である。宿泊者専用の「まほろばの湯場」や貸切風呂も充実している。じゃらんのクチコミ総合評価「4.6」と風呂も料理も評判が良い。露天風呂ブームの先駆者の「山の宿 新明館」の姉妹館「山あいの宿 山みず木」も人気だ。自然を肌に感じる川沿いの露天風呂大小3ケ所でゆっくり時を忘れて寛げる。ゆったりとした敷地に、年月を経た雑木と川のせせらぎが心地良い静かな宿の「黒川荘」や、誰でもすんなりと受入れてくれる故郷のような温かい雰囲気が魅力の民芸調の「いこい旅館」は、ここでは美人の湯と呼ばれる女性用露天風呂など14のお風呂が楽しめる。豊富な湯量と良質な湯が自慢の黒川温泉には田の原川上流に沿い野草の小さな花や新緑と蛍、鮮やかな紅葉や美しい雪景色そして静かな川のせせらぎの宿「旅館 奥の湯」や温泉街から車で10分の人里離れた山間に佇み、ヤマメの泳ぐ清流と深緑に包まれた「お宿 野の花」も人気がある。黒川温泉で随一の広さを誇る混浴露天『仙人風呂』が名物 の「やまびこ旅館」や黒川温泉街まで車で2分の温泉付き別荘「やすらぎの夢別荘 きらら」は、露天巡りにも好立地で、夏はバーベキュー、冬は鍋が楽しめる。
人気の黒川温泉の宿には「旅館 山河」や木々に囲まれた露天風呂など門に一歩足を踏み入れると昔にタイムスリップしたような感じを覚える「お宿 のし湯」、湯上りしっとりの温泉と本格エステが人気の宿「旅館 わかば」。ここのナトリウム塩化物硫酸塩泉の温泉は内湯や露天風呂、家族風呂で楽しもう。また囲炉裏で頂く炭火焼き料理も人気だ。「帆山亭」の5000坪の敷地内に建つ温泉棟には女性専用露天と混浴露天があり、どちらも大岩を配したダイナミックな造りになっている。「ふじ屋」は、創作と滋味に富む料理で、選べる夕食も魅力。リピーターも多く、手入れの行き届いた清潔感が心地良い。