「花の浮島」礼文島は本土なら標高2000メートル級の山でしか生息しないような高山植物が平地でありながら咲き乱れています。礼文島の固有種も多く、開花の時期は絶好の観光シーズン。
礼文島(れぶんとう)は、日本最北の離島です。
北海道北部、稚内の西方60km、北緯45度30分14秒、東経141度4分16秒、の日本海上に利尻島と並び位置する礼文島は利尻礼文サロベツ国立公園にも指定される漁業と観光の町です。
島には、3,224人の人々が暮らしています。(平成19年9月30日現在)
礼文島の大きさは、南北29km、東西8kmと細長い形、総面積82キロ平方メートルで、丘陵性の地形が広がっています。
冬には厳しい偏西風を受ける、礼文島の西海岸は、切り立った断崖絶壁が連なり、東海岸はなだらかな山並みが海へと続いています。
礼文島で最も標高の高い場所は礼文岳(標高490メートル)。
本州であれば、標高2,000メートル級の山でしか見られないような高山植物が平地でも咲き乱れ、「花の浮島」とも呼ばれています。
礼文島へ行くにはフェリーに乗るのが唯一の交通手段です。
ハートランドフェリー(旧・東日本海フェリー)が稚内、利尻島との定期航路を運行しています。
まずは稚内へいくことになります。
稚内へは、東京から(羽田空港)、大阪(関西空港)から稚内空港へ、そこから礼文島までフェリーで1時間55分です。
もうひとつの行き方は、新千歳空港から、利尻空港へと行き、利尻島からフェリーで礼文島まで行くというルートです。
観光シーズンには非常に混み合う、稚内−礼文島間のフェリーを避けられるということもありますが、交通費は高く付いてしまいます。
稚内−礼文島 間のフェリーの運賃は、「1等ラウンジ(座席指定)」4,400円、1等和室・椅子席3,880円、2等2200円です。
稚内−礼文島のフェリーは、時には座る場所を見つけるのも一苦労するほど混む事もあります。
2等席には船室内の席と船室外のデッキ席があるのですが、デッキ席しか空いていない場合、外はとても寒く、2時間弱といえども結構辛いものです。
心配な場合は予約しておくと安心です。(予約ができるのは1等席のみ。)
礼文島の観光シーズンは5月頃からです。
礼文島が最も「花の浮島」らしい姿になるのが、6月から7月にかけての期間。
観光客の数も最も多くなるのがこの時期です。
レブンソウ、レブンアツモリソウ、レブンウスユキソウ、レブンキンバイソウなど、礼文島でしか見られない固有種の花が多いのもこの島の魅力です。
各花の開花時期は次の通りです。
レブンソウ(6月〜7月)、レブンアツモリソウ(6月中 ・種の保存法による特定国内希少野生動植物種に指定されている)、レブンウスユキソウ(6月〜7月)、レブンキンバイソウ(6月中)。
このように、6月〜7月頃の礼文島は1度は訪れておくべきでしょう。
この時期に礼文島で宿泊する場合は予約はしておくと安心です。
予約をしていなくても観光案内所で空室があれば案内してもらえますが、過去には、観光客の人数が多すぎて、島全体の宿泊施設の収容人数を超えてしまい、宿泊できない人が出たこともあるそうです。